天国にいちばん近い島

ウベアは環礁に浮かび、南北に細長く伸びた島です。絵の具を流したようなターコイズブルーのラグーンとビーチに並んだヤシの木の風景は、ここを楽園と呼ぶにふさわしい美しさです。
島の名前が知られたのは、日本人作家、森村桂さんの小説「天国にいちばん近い島」。この宝石のように美しい島と環礁全体がユネスコの世界自然遺産に登録されています。

ウベア島3日間 

ウベアに滞在したら、絶対に訪れたいスポットがあります。
エアカランおすすめの、ウベア滞在3日間のモデルプランを紹介いたします。

Ouvéa-Paysage d'Ouvéa

1日目:南部の美しさ

 

ムリという楽園

どこまでも果てしなく続くパウダーサンドの白い砂浜を見たことがありますか?
マジェンタ空港から国内線に乗り約40分でウベアに到着です。
南北に35km続くムリビーチに面した最高の立地、パラディ・ド・ウベアに滞在し、プライベートビーチで横になり、海を眺め空を仰ぎましょう。あなたはここで空と海の青い世界に包み込まれます。
ムリの橋から見る海もまた格別で、マダラトビエイやウミガメ、魚たちが泳ぐ様子を橋の上から見ることができます。
ムリ橋の少し北には、サンゴが大きく隆起してできたレキンの断崖と呼ばれる絶景があります。

プレアデス諸島への日帰りツアー

ウベアの西には、北と南に分かれたプレアデス諸島と呼ばれる無人島群があります。南のプレアデスには約10の島があり、数キロに渡って連なっています。
ローカルガイドの案内で無人島へ行く日帰りツアーに参加してみましょう。風を頬に受けながらのクルージング。島に着くとスノーケリングを楽しむことができ、お腹が空く頃には自家製の美味しいランチが用意されています。

Ouvéa Trou d'eau Nature

アナワのブルーホール

緑の中にぽっかり開いた穴。直径約40mの穴の中は海水で満たされています。天気のよい日は青空が水に映り、その名にふさわしい青い色をしています。島を縦断するメインストリートからほど近く、アクセスのよい場所にあります。

海を楽しんだウベア初日の終わりには、ムリビーチへ戻って美しい夕日をゆっくり楽しんでください。

Plongée Poissons Bleu Océan

2日目:北部と海の生きもの

 

パス・デュ・トーローでダイビング

プレアデス諸島北部でのダイビングは感動的です。代表的なポイント、パス・デュ・トーローはとても透明度がよく、サメやイソマグロ、マンタ、マダラトビエイといった憧れの大物を見ることができます。

Requin pointe noir

パス・オ・ルキャン

ウベアの北部、サンジョセフからアクセスできるビーチとそこにあるパス・オ・ルキャン。この場所ではレモンザメが繁殖し、成長過程の若い個体が集まっています。水深が浅いので、潮が満ちていなければ海の中を歩きながらレモンザメの生態を間近で観察できます。

3日目:手つかずの自然 

 

ヘイワインコと出逢う

ウベアインコという通称でご存知かもしれません。ウベアにはヘイワインコという固有の鳥が生息し、一時は絶滅の危機に瀕していました。手厚い保護活動のおかげで、現在は個体数が増加傾向にあります。ヘイワインコはウベア北部の森に暮らしています。ゴサナのジット・ボーボアザン周辺で観察でき、ガイド付きツアーが開催されています。

 

ウベアの職人技

ワドリラのココナッツ製油所に立ち寄ってみてください。1990年代初頭、3,000へクタールを超すヤシの森を有するウベアは、コプラオイルの生産を開始しました。コプラオイルはバイオ燃料としても利用でき、ウベアの名産品ココナッツ石鹸の原料になっています。

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