王都マドリードでぜひ立ち寄りたいスポット
スペインの首都には、驚くほど豊かな文化があふれています。多くの美術館、エジプトから贈られたデボッド神殿、王宮、プエルタ・デル・ソル広場など、マドリードには必見のお宝が満載です! マヨール広場のレストランやカフェでくつろいで、王宮パラシオ・レアルから街の観光を始めましょう。
回廊が印象的なマドリード王宮
マドリードの名所の中でも特に見逃せない王宮は、西ヨーロッパ最大の規模を誇ります。その大きさは、ベルサイユ宮殿やバッキンガム宮殿のほぼ2倍。常時公開されていますので、ガイド付きの見学ツアーに参加してください。17世紀に建てられたこの王宮は、スペイン国王の公邸ですが、実際には国王や王族はこちらに住んでいません。広い応接室、絵画や彫刻のコレクション、カルロス3世の居室などに感嘆するはずです。王宮内を見学した後は、宮殿を囲む壮大な庭園のツアーもお見逃しなく。旅にいろどりを添えるこれらの素晴らしいガイドツアーには、老若男女全ての方が満足されることでしょう。きっとあなたも気に入るはずです!
守り抜かれた宝物、アテネオ・デ・マドリード
読書と美しい本が好きな方は、プラド通り21番地にある文化施設アテネオ・デ・マドリードにぜひどうぞ。古書や時代物の香りに包まれた静かで落ち着く場所です。文芸協会が設立された19世紀初頭にタイムスリップしたような感覚を味わえます。そしてスペインで2番目に大きなこの図書館施設には2つの展示室があり、ルシオ・ムニョス、マニュエル・エルナンデス・モンポ、マルタ・カルデナス、アントニ・タピエスなど現代作家の作品が展示されています。また、図書館内部は、ギリシャ神殿のモチーフを再現した美しいフレスコ画で飾られています。
レティーロ公園、ロマンティックな気分に浸る
自然が好きで、マドリードでどこを訪れようか迷っている方には、レティーロ公園をおすすめします。16世紀に設計されたこの巨大な公園は、125ヘクタールもの広さがあり、1万5千本以上の樹木が植えられています。マドリードの中心で新鮮な空気を感じられるこの場所は、マドリードの人々や観光客から愛されています。公園は、多年草の植えられた庭、バラ園、建築家エレロ・パラシオス庭園、セシリオ・ロドリゲス庭園などで構成され、牧歌的な雰囲気が味わえます。2021年にユネスコ世界文化遺産に登録されたこの公園には、樹齢400年の市内最古の木もあります。大きなプールでカヌーを漕ぎ、人形劇を楽しみ、そして“故人の森”と呼ばれるエリアを訪れたりと、年齢を問わずスポーツや文化的アクティビティを楽しむことができます。
国立ソフィア王妃芸術センター
マドリードで必見の現代アート美術館です。ピカソ、ミロ、ダリなどの作品が展示されており、スペインの現代美術を愛する人たちのランドマークとなっています。この博物館は、コレクションを3つのテーマに分け、テーマごとに歴史的背景について詳しく説明しています。パブロ・ピカソの代表作のひとつで、同村への空襲による犠牲者へのオマージュとして描かれた「ゲルニカ」も鑑賞できます。地下鉄アトーチャ駅近くにあるこの美術館は、新古典主義建築様式の建物自体だけでも一見の価値があります。1977年に芸術的歴史建造物に指定されたこの建物は、16世紀に病院として建てられ、18世紀に国王カルロス3世によって増改築されました。そして、1986年に美術館として開館されたものです。
太陽神アメンをまつるデボー神殿
マドリードでも必見の名所、オエステ公園内にあるアメン・デボー神殿に向かいましょう。紀元前2世紀頃に建てられたエジプト神殿で、エジプト政府からスペインに寄贈されたものです。古代のレリーフが施された神殿に足を踏み入れると、まさにタイムスリップをした気分になれます。メロエの王アディカラマニが、アメンとイシスという神々を祀るために建てた神殿で、後の数世紀の間に、王朝の王たちによって聖堂の周りに新しい部屋が増築されました。神殿は徐々に大きくなっていきましたが、4世紀には廃寺となっています。20世紀になってから解体された石がスペインに運ばれ、この地で再建されました。現在では、模型や映像資料でその歴史をたどることができ、訪れる人の目を楽しませています。
役立つ情報
スペイン・マドリードの入国条件
マドリードの地図
マドリードへの行き方
ヌメアからマドリードへ
ヌメアからマドリードへは、ヌメアからマドリードへのフライトのページをご覧ください。
飛行時間:
ヌメア・マドリード間の最短飛行時間は28時間です。この飛行時間は、経由地など旅程によって異なる場合があります。エアカランのネットワーク以外のフライトは、提携航空会社によって運航されます。
時差:
ニューカレドニア・ヌメアとマドリードの時差は9時間です。スペインはニューカレドニアより9時間遅れています。
マドリードのベストシーズン
マドリードのベストシーズンはいつですか?
マドリードは温暖な海洋性気候であるため、一年中いつ訪れても楽しむことができます。旅行に最適な時期は次のとおりです。
- 夏季:マドリード観光のベストシーズンは5月~9月です。この時期は1年で最も気温が高くなる時期です。
- 冬季:10月から3月にかけては、やや涼しい気温(0℃〜15℃)で、市内の文化施設を訪問するには最適な時期です。美術館、展覧会、劇場など、お気に入りの場所がきっと見つかるはずです。